こ のページは、Grateful Deadのオフィシャル盤の紹介を目指したものでしたが、大変に不完全なものです。 また、これを作った当時には、入手しずらかったGrateful DeadのCDもネット通販等で、大変に求めやすくなりました。（一部、廃盤も出ていま す） このページの一定の役目は終えたと判断し、アップデートを停止いたしました。 そこで、詳細で常にアップデートさせている素晴らしいページを 紹介します。私もいつも参照させてもらっています。 The Grateful Dead Family Discography http://www.deaddisc.com/ http://www.deaddisc.com/GDFD_Grateful_Dead.htm ↑ぜひ、こちらをお勧めいたします。　　 素晴らしいページを維持してくれているDeadheadsに敬意を表して。　 2007- 03-24　zep

Discography---DICK'S PICKS

• Gratful Dead の『オフィシャルCD』の中で重要で特別なシリーズがある。それが『DICK'S PICKS』シリー ズだ。
• 1998年11月現在、12セットが 発売されている。ほと んどが２〜３枚組み(Vol.2のみ1枚）で、すべて がライブCDである。
• Volume 1 のみは、一般のCDショップで入手可能だが、他はすべてGDM（Grateful Dead Merchandising.Inc.グレートフル・デッド・マーチャンダイジンング） からでないと、入手出来ない。（具体的入手方法は【 CD入手方法】のGrateful Dead Net オフィシャルショップで購入する。（DICK'S PICS)を参照してください。）
• Grateful Dead は８０年代から、コンサート会場での録音、写真撮影を許可した。そのため、現在でもおびただしい数のテープがテープトレーダーと呼ばれるコレクターやDeadheadsの間で テレードされている。（金銭を伴わないトレードという暗黙のルールがある）
• 『DICK'S PICKS』シリー ズは言ってみれば、『公式海賊版』とも呼べるものである。基本的には、コ ンサートの２トラックのマスターテープをデジタルでリマスターし、ＣＤ 化したものである。
• ひとつのショーをなるべく修正無しに、ダビングも無しに 伝えようとしているもので、出きる限りライブの様子を丸ごと、そのまま伝えようとするものである。
• 価格は２枚組みで＄15、３枚組みで＄18という、申し訳ないほどの安さである。
• マルチトラックレコーディングの高音質で、編集も施してライブの素晴 らし さを伝えようとする『VAULT』シリーズと双璧をなすものだ。
• 93年から、シリーズは発売された。本格的なスタートは９５年からである。GDMのコメント によれば、それは、『デッドヘッズの夢が実現する！デッドパフォーマンスのピーク！Deadhead's dream come true - peak Grateful Dead performances』となる。そして、それは本当である。
• 『DICK'S PICKS』の名前 の由来だが、おびただしいテープの中から、ショーを選択し、このシリーズを担当しているDick Latvala氏の名前 からとっている。ここで簡単に、このDick Latvala氏を紹介しよう。（以下の大意はSteve Silbermanによる3/5/95のインタビューを参考にしています。）
  • GDMのコメント によれば、Dead's intrepid vault archivist Dick Latvala、つまり、『Deadの 大胆な貴重品保管室（地下貯蔵庫？）保管人のDick Latvala』ということになる。
  • Dick Latvalaは1974年からテープコレクターとなる。WinterlandのNew Year's showsをラジオから録音（！！）したのが始まりだと言う。それから彼はトレードによって、それ以前のショーのテープもコレクションしていく。
  • 何百というコレクションの数と、その品質の良さでトレーダー の間 で有名人となった彼は、1985年（推定）にGDMに雇用され る。
  • 数年のプロジェクト準備の後、1993年12月に最初の『DICK'S PICKS』が発売される。
  • リリース時期（間隔）については、彼は直接には担当していな い。 ６ヶ月おきとも言われ、彼自身は年３〜４回を望んでいると語っている。（実際には96年から年３回のインターバルとなっている。）
  • どちらかというと７０年代に集中している『DICK'S PICKS』だが、彼は８０年代にも素晴らしいショーと録音が沢山あり、ＣＤ化していきたいと言っている。
• このシリーズを聞くと、Grateful Dead がいかに素晴らしいバンドかが、改めてわかる。一切の修正を加えていない演奏は、３０年に及ぶライブで磨き続けたプロセスの記録であり、時代ごとの音の移 り変わりは同じ曲を聞き比べることにより、より楽しむことが出来る。そして、それは本当に甲乙つけがたいものだ。（以上1998年11月現在の内容で す。）
  
  
  
• 下記のVolumeをクリックすると、そ のアルバムの詳細にジャンプします。

Volume	日時	会場	CD No	CD枚数	発表
	12/19/73	TAMPA FLORIDA	GDCD 40182	2	12/93
	10/31/71	Coiumbus,Ohio	GDCD 4019	1	03/95
	05/22/77	Pembroke Pines,Florida	GDCD 4021	2	11/95
	02/13-14/70	Fillmore East	GDCD 4023	3	02/96
	12/26/79	Oakland Auditorium Arena	GDCD 4024	3	05/96
	10/14/83	Hartford Civic Center	GDCD 4026	3	10/96
	??/09/74	Alexandra Palace London,England	GDCD 4027	3	03/04/97
	05/02/70	Harpur College Binghamton,NY	GDCD 4028	3	06/10/97
	09/16/90	Madison Square Garden	GDCD 4029	3	10/18/97
	12/29/77	Winterland Arena	GDCD 4030	3	02/25/98
	09/27/72	Stanley Theatre, Jersey City, NJ	GDCD 4031	3	06/05/98
	06/26/74 06/28/74	Providence Civic Center Boston Garden	GDCD 4032	3	10/16/98

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• 徐々にこのページを充実させていこうと思っています。以上は1999年02月01日現在の 内容 です。(Ver.0.85くらいかな）
• 間違いや不正確な表示、抜けがあれば、ぜひ、Mailや掲示板で指摘していただきたい。随時訂正しま す。