GratefulDead CD の入手方法

• これからGrateful Deadを聴いてみようかなと思い立った人が、まず直面するのは『どうやってCDを入手するか』ということです。
  いくつか方法はあります。私が行なったことを中心に書いてみます。
• 以下の項目をクリックすると、その説明にジャンプします。（1998年9月12日現在）

　
1. CDショップで購入する。

   　

2. CDショップで注文する。

   　

3. 友人に依頼する。

   　

4. インターネットCDショップで購入する。

   　

5. Grateful Dead Net オフィシャルショップで購入する。
   （DICK'S PICS)
6. オフィシャルショップ、インターネット購入顛末

• CDショップで購入する。
  　
  • 近くのレコード屋さんで、購入するという、一番あたりまえの方法です。

    　

  • これで、目的のCDが手に入れば問題ありません。そういう環境にいる方は幸せです。
    大都市の大きなCDショップでは問題ないと思います。大きな店であれば、輸入版も扱っていると思います。

    　

  • DeadのCDは、国内盤でも安いです。いわゆる『ナツメロ再販価格』になっているものが多く、1枚￥1,800、￥2,000です。2枚組みでも￥3,800なんてのが多いです。他の国内アーチストですと1枚で￥3,000くらいはしますから、魅力的です。
    輸入盤があれば、さらに安いはずです。

    　

  • 国内盤と輸入盤の大きな違いは、日本語の解説がついているかどうかということです。国内盤は歌詞と訳がついているものも多いです。これは大きな魅力です。

    　

  • 歌詞に関しては、海外の沢山のGreteful Dead ホームページで、歌詞を掲示していますので、そちらでも入手できます。すごいところでは、ギターコードやTABまで掲示しているサイトもあります。
    gooやYahooのUSAなどに行き、『Greateful Dead』『Songs』のキーワードで検索できます。このホームページのリンク集にも、いくつか載せてあります。

    　

  • あとは、プレスが国内かどうかですが、ワーナーやアリスタのものは国内プレスが多く、GDCDレーベルの国内盤は、Made in U.K.が多いです。（ちょっと自信なし）

    　

  • また、『Grateful Dead専門店』というような店が近くにあれば、さらに楽だと思います。

    　

  • 最大の問題は、地方ではほとんど在庫を置いていないことと、国内盤は廃盤が多いことです。
    そもそも、このホームページの大きな目的のひとつが、そんな現状を何とかしようということです。

• CDショップで注文する。
  　
  • 在庫が無い場合（このケースが最も多い）近くのレコード屋さんにたのんで、取り寄せてもらうという方法です。
    通常、取り寄せ手数料や送料はかかりません。

    　

  • 私は廃盤以外のほとんどのオフィシャルCDを、この方法で入手しました。

    　

  • ただ、店の方がCD番号などを調べるのが面倒だったらしく、『扱っていない』と断られた話が、掲示板に書かれていました。こういうショップは困りますね。
    そこで、ぜひ、このホームページのオフィシャルCDリストを活用してください。
    国内盤と輸入盤のCD番号が書いてあります。何が廃盤かも書いてあります。
    私は、自分の作ったこのリストを印刷して、欲しいものにマーカーで印をつけて、ショップに渡しました。
    ショップさんは快く引き受けてくれました。

    　

  • 注意点があります。CD番号で『GDCD』のものは、いわゆる『インディーズ扱い』です。
    インディーズの取り扱いをしている店でないと、取り寄せできません。
    一般の小さなショップは、大手レコード会社との契約のみが多く、あまり期待できません。
    ゲームなども取り扱っている総合的なショップなら大丈夫と思います。

    　

  • もうひとつの注意点は、お店によっては、取り寄せの場合は前金制です。
    それなりの金額を持っていかなければなりません。
    前金支払の際は、かならず領収書なり、内金預かり証なりの証書を受け取ってください。
    早い場合は、2〜3日で入荷します。
    物によっては、2週間ほどかかりますが、それ以上の時は、逆に望み薄です。

    　　

• 友人に依頼する。
  　
  • やや、非常手段ですが、大都市の入手可能な環境に居る友人に買ってもらうという方法です。
    あまり、お薦めできませんが。

    　

  • 一方的に友人に手間をかける訳ですので、なるべく負担の少ない方法を考えるべきでしょう。
    オフィシャルCDリストを事前に送付するとか、お金は前金で渡すとか、なにがしかの交通手段と時間を使ってもらい、送ってもらう訳ですので、いくら親しくとも、その分の『経費』は最低限考えるべきでしょう。
    返信切手と住所を書いたクッション封筒を送るというような、気配りが必要です。

    　　

  • 注意点としては、出来れば行わないほうが良いということです。つまり、友人関係に金銭を持ち込むことになります。
    信頼関係のみで行う形となりますので、つまらない行き違いで、長年の友人関係を損なう場合があるかもしれません。

    　

  • 私の場合は、掲示板でDeadheadsの方から、自発的なありがたい申し出を受けました。まだ、お願いしてませんが、もしかしたら、お願いするかもしれません。
    まだ、Deadheadsで無い方には理解しがたい面があるかと思いますが、私の知るかぎり、Deadheadsの方々は親切で世話好きで、信頼出来る方ばかりです。見知らぬ人を信頼出来る...これが、Grateful Dead の大きな魅力のひとつです。
    とは言え、すべては、あなたの判断と自己責任において行わなければならないのは言うまでもありません。
    もしもあなたが、親切なDeadheadsの申し出を受けたとすれば、友人の場合以上に相手にたいする気遣いを心がけてください。

    　　

• インターネットCDショップで購入する。
  　
  • 通信販売を利用する方法です。やはり、インターネットの通信販売が手軽で便利です。
    私が申し込んだのは、書籍で紀伊国屋、CDでは後述するGrateful Dead On-Line Store です。

    　

  • ほとんどがカード決裁ですが、安全上の見地から、インターネット上に直接カード番号を流すのが危険なため、初回のみは手紙やFAXで行ったり、本人住所確認のため、先方から郵便が来てから口座開設という方法をとったり、さまざまです。

    　　

  • 私が調べたものをいくつか御紹介します。実は、私は以下の店に関しては、いずれも実際の利用はまだしていませんので、責任を負うことは出来ません。これを参考に御自身で行ってみて、注文方法や代金決裁方法を確認してください。
    • 音楽CD BELTRAN　NIFTY内にフォーラムも持っている日本のショップです。
      すべて日本語で行えるのが、良い点です。簡単な解説やCDジャケットの写真がついていたり、いなかったりします。
      残念ながら音は聴けません。
      そうそう、検索は『グレートフル・デッド』で行なってください。『Grateful Dead』でも『グレイトフル・デッド』でも、何も出ませんでした。
    • CDnow　アメリカのショップです。整理されてリストも豊富ですが、すべて英語です。
      アルバムのうち数曲は音も30秒程度聴けます。その際は、Real Playerをダウンしておく必要があります。
      バンドの紹介もあります。
      始終バーゲンを行なっており、かなり安い価格で買うことが出来ます。
    • Music Boulevard アメリカのショップながら、すべて日本語で行なえます。
      内容的には、上記のCDnowとほぼ同じくらい充実しています。（こちらが上か？）
      申し込むと、無料に定期的に日本語の音楽情報をメーリングリストとして送付してくれます。
      CDnow同様、始終バーゲンを行なっており、かなり安い価格で買うことが出来ます。

    　

  • 注意点としては、送料がかかるということです。また、アメリカであれば、消費税率も州によって違いますし、多額の注文になると関税がかかる場合もあります。
    CD自体は安くとも、いろいろ合算するとずいぶん高くなってしまったということもあります。
    よく読んで、納得してから注文するようにしてください。

    　

  • また、とし＠アシュベリーさんが開設する、Grateful Dead メーリングリスト（ML）j-heads に入会すると、その中には、とし＠アシュベリーさんをはじめとして、CD販売を手がけていらっしゃる方がいます。
    ここで相談してみるのも良いと思います。遠距離販売をしていたり、そうでなかったり、方法もさまざまだと思いますので、興味のある方は個別にあたってみてください。

    　　

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• Grateful Dead Net オフィシャルショップで購入する。
  　
  • Grateful Dead の重要なCDで、上記では手に入りにくいものがあります。
    DICK'S PICS シリーズのVol.2以降です。この、膨大なライブコンサートの2トラックのマスターテープからほとんど修正無しで、作成された魅力のシリーズは、Grateful Dead オフィシャルマーチャンダイジング からしか入手できないのです。
    （前項のMLのメンバー店でも取り寄せて、在庫しているところがあります。MLで呼びかけるか、直接、個人的にメールで質問してください。）

    　

  • 最近、私自身が申し込みましたから、具体的に説明します。
    • まず、DICK'S PICKS ONLINE に行きます。
    • 画面最上部の『ORDER ALL DICK'S PICS ON LINE...』という文字をクリックします。
    • 『Grateful Dead On-Line Store』に到着します。
    • メニューがあって、Books/Poster/Shirts/Stickers/Patches/Music/Movies...と並んでいます。
      つまり、CDはもとより、ビデオやTシャツも買える訳です。
    • 『Music』をクリックします。CDのリストが出て、右側にチェックボックスと、必要なら簡単なサンプルも見れます。
    • 欲しいもののチェックボックスをチェックします。
      ちなみに2枚組みで＄15、3枚組みで＄18.5という安さです。Dick's Pics Vol.1〜6で＄87.5という、さらに買い得なセットもありました。（$9ほど安くなる計算）
    • チェックし終わったら、【Update/View Basket】というボタンをクリックします。
      CGIの関係か、混んでいたのか画面が変わるのに結構、時間がかかりました。
    • ここで、注文する予定のものの一覧が出ます。確認しましょう。まだ、注文はされていません。
      もし、この時点で消費税や送料を見たければ【Update Quantity】というボタンをクリックすれば出ますが、まだ、国名を入力してませんから、正しいものではありません。
    • 品名に間違いが無ければ、【Checkout Now】というボタンをクリックします。
    • 再び、品名、金額、そして今度は送料（暫定）が表示されます。
      その下に、住所やカード番号を記入するボックスが出ますので、漏れなく書きます。
    • カードはVISA/Master Card/Discoverの3種しか使えませんので、注意してください。
      この時点でも、まだ、【Cansel】ボタンにより中止出来ます。
    • 再び【Checkout】をクリックすると、漏れなく正しく記入してあれば、品名、金額、送料、あなたの名前、住所などが表示されます。最終確認をします。
    • Acceptして終了です！　
    • すぐに、あなたのメールアドレスに、これと同内容のメールが来ます。
    • 銀行の残高をチェックしたら、後は到着を待つだけです！
    • 画面では3週間くらいと表示してましたが、多分アメリカ国内の納期だと思います。
      新作発表時には3ヶ月くらいかかったこともあったようです。

    　　　

  • 注意点としては、送料と納期がかかるということです。本やビデオやテラピンステーションの限定版3枚組ライブ（これはちょっと高く＄39.5）も買えます。さすが、Deadオフィシャルという感じで何でもあります。
    他のオフィシャルCDは1枚＄13くらいです。CDnowだと、バーゲンで＄12弱ですから、こちらは若干高いかもしれないけど、トータルではわかりません。私は＄294の買い物に対し、送料は＄15でした。
    また、品物が到着したら報告します。...という訳で品物が到着しましたので、以下に書きます。　　　

• Grateful Dead Net オフィシャルショップ購入顛末。
  　
  • 上記のとおり、DICK'S PICS シリーズその他をインターネット、Grateful Dead オフィシャルマーチャンダイジング から入手しました。
    その報告をします。

    　

  • 内容
    • CDが12セット（1枚もの-1、2枚組-2、3枚組-9、計32枚）、ビデオ3本。
    • DICK'S PICS シリーズ全部（Vol.1〜6のエコノミーセット、Vol.7〜11の各セット。）
    • Terrapin Limited
    • The Concerts,3 Video Set(そのうち2本は120分を越えるもの）

    　

  • 納期（時間）
    • 注文後13日目に到着。
    • 2週間弱です。非常に早いという感想です。
    • 上記のものすべては、30〜40cm角のダンボールに入って送られてきました。
    • 箱の外には、税関支署からの『国際郵便物課税通知書』がついていました。

    　

  • 費用
    • 商品計＄294.45、送料＄15、販売税＄0、合計＄309.45。
      これらは、カード決済のため、まだ正確な金額がわかりませんが、＄1=140円で換算すると、43,323円となります。
    • 受取時に郵便屋さんに、『送料です』と言われて、1,400円支払いしました。
      送料というのは郵便屋さんの間違い。これは、税金です。
      『国際郵便物課税通知書』には、1ヶ月以内に郵便局にて納税しなければ、郵便物を返送するとあります。
      面倒なんで、郵便屋さんが徴収してくれた訳です。（本人はわかってなかったが）
    • 1,400円の税金の内訳は、関税0円、消費税1,040円（なぜか26,639円の4％）、地方消費税250円（こちらはなぜか1,000円の25％）、合計で1,290円なのですが、切り捨て処理なのか合計が1,200円。
      それに、通関料が200円で、合計1,400円となっていました。
    • これらの送料と税金を案分すると（以後すべて＄1=140円換算）、1セットあたり233円となります。
    • それらを含んで、
      • Dick's Picsの1枚ものは1,773円
      • 2枚組みは2,333円
      • 3枚組みは2,823円（テラピン限定盤は5,763円）
      • ビデオは1本3,730円
    • という計算になります。おまけにVol.1〜6はお買い得セットで＄9安いですから、この6セットはさらに各210円安いことになります。
    • 私が買った国内盤のDick's Pics Vol.1は3,800円でした。（上記でいくと2,123円）
      ちなみに、現在、国内アーチストのものは1枚で3,000円強するそうですね。（買ったことがないので不正確）

    　　　

  • 皆さんは、この結果をどう思いますか？
    私は安くて早いと思います。
    テラピン限定盤のごとくマルチトラックレコーディングではない、2トラックマスターよりのDick's Picsシリーズは特に安い価格にしているのだろうと思います。
    Vol.6までは、NOTEは無いし、中はペラの写真が1枚です。（7以降はゴキゲンなNOTEあり）要するに他に比べるとイマイチ制作費用をかけていません。
    それと、国内盤Dick's Picsの弁護をすると、国内盤の場合は、デリバリーの関係や歌詞、解説などの都合もあり、他のマルチトラックレコーディングCDと同じ価格にせざるを得ないのだと思います。インディーズ扱いのGDCDシリーズは、一般のCDに比べ価格は安く、（そもそも2枚組みで3,800円自体が安い）良心的だと思います。
    ただ、本家のオフィシャルマーチャンダイジングは、そのはるか上をいっていたという結果です。

    薄給の私には、一度に4万円以上の出費は痛いのですが、たったこれだけで、一生聴き続けられる宝物がこんなにたくさん手に入ったのです。とてもとても得をした気分です。(1998.9.12 zep)

• 決算報告（1998.11.15）
  
  • カードが引き落としされました。最終的な決算報告です。
  • 買い物＄３０９．４５０---＞換算レート/１４４．４９９円---＞￥４４,７１５
    航空運賃＄３５．０００---＞換算レート/１３６．８８６円---＞￥４,７９１
    計　￥４９,５０６
  • 換算レートが予想よりちょっと高かったですね。あと、航空便の＄３５は予想外でした。
    通常運賃＄１５の他にかかるのですね。
    そうそう、受取時に税金￥１,４００を支払ってますから￥５０,９０６が決算数字です。
    
  • やはり、円レートが大きいですね。実は、現在、またまた邦盤廃盤オフィシャル関係を中心として＄３４０ほど注文してますが、円レートが１１０〜１２０円なので、かなり負担額は変わると思います。円相場を横睨みしながらオーダーするのが、コツのようです。